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「QuinRose」
アリスシリーズ

Make a Mark(クローバーの国・非滞在、エスアリ)

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 うんざりするほど爽やかな空と笑顔の男。
 下からは怒りに満ちた獣のうなり声。
 アリスにとって、友人・・・・・・・・と呼べるかさえも微妙なこの男と過ごす時間は、今回もお決まりのパターンで構成されている。
 会いに行ったら彼曰く「旅」へと引きずり出され、森の中をさ迷った挙句に熊と遭遇。追いかけられ、木に登り、熊が諦めて消えるまで木の上で時間を過ごす。
 アリスは本を読み、エースは昼寝か熊をからかうか思い出したようにアリスにちょっかいをだすか・・・・・・・・そうやって、エースとアリスの時間は過ぎていく。

「・・・・・・・・エースって、ウサギにも詳しかったりするの?」

 変化が訪れたのは、そんなアリスの言葉から。



Make a Mark



 別に大した意味はなかった。ただ、読んでいた本にちょろっとウサギの話が出てきたから、という思いつきの言葉だ。
 今回は昼寝に興じようとしていたらしいエースは、目を開けないままに「ん~~?」という気のない返事を返す。半ば独り言のような声だったのに、ちゃんと反応を返すあたり、エースは完全に寝入っていたわけではないらしい。

「あんたって、アニマル・マニアじゃない」
「アニマル・マニアか~。前にも言われたけど、なかなか野生的でいいよね、それ」

 本から目を離して目の前で寝そべる男を見やると、いつの間にか開かれた赤い瞳と視線が合った。
 アリスはエースのことが苦手だ。どちらかと言えば、嫌いの部類にさえ入る。
 それでも放っておけず、完全には嫌いになれない。
 どうしてだろう、とアリスはふと考えることがある。爽やかなタイプは苦手だし、エースという男は人をイラつかせる天才だ。それなのに、なぜかしょっちゅう会いに行って、面倒事に巻き込まれながら、この男と友情関係を築いてしまっている。
 滞在先も異なるのだから、面倒に思うのなら会いにいかなければいい。エース曰くの「ついてない」出来事に巻き込まれることもなくなるはずだ。そんなこと少し考えればわかるはずなのに、気がつけばエースに会いに行く自分がアリスには一番の謎だ。
 そこまで考えて、アリスは物思いを中断した。今考えていたって仕方がないことだし、これ以上考えるとやっかいな答えに行き着いてしまいそうで恐ろしい。
 冗談じゃない、と浮かびあがりかけた考えを心の中で蹴飛ばして、アリスは意識をエースに戻した。


「ウサギで思い出したんだけど、あんたってよくペーターと撃ちあってるじゃない。命の危険を伴う相手なんだから、よっぽどウサギのことには詳しいんじゃない?」
「ははっ、君って面白いこと言うね。ウサギさんは小動物だから、ちっとも危険なんかじゃないよ。俺に構ってほしくて、じゃれついてきているだけなんだ。まあ、ペーターさんは普通のウサギさんよりちょっとスキンシップ激しいから、相手するのも疲れちゃうんだけど・・・・・・・俺は騎士だから、動物に好かれちゃうのは仕方ないしね。無視するのもかわいそうだから、ちゃんと相手をしてあげているんだ」
「じゃれついてきている・・・・・・ね」


 爽やかに言ってくれるが、実際は銃やら剣やら飛び出し、一方は嫌悪感たっぷりに一方はムカツクほど爽やかに嫌味の応酬を繰り広げる「じゃれあい」だ。命のやり取りまで絡むスキンシップなんて、激しすぎる。
 あからさまに呆れた顔のアリスを気にもせず、エースは器用に枝の上で上体を起こした。どうやら昼寝よりもアリスと会話する気分になってきたらしい。相変わらずの爽やかな笑顔に眠気の影はない。

「それに、ウサギさんって結構難しい生き物だから、俺、よくわからなくなるんだよなあ。だってニンジンが大好きなのかと思えば、そうでもないウサギさんもいるし。自分をウサギだと認めているウサギさんもいれば、そうじゃないウサギさんもいる。ものすごく潔癖症なウサギさんもいれば、そうじゃないウサギさんもいる。ほら、とってもややこしいだろ?」
「比較基準をエリオットとペーター以外のウサギにすれば、わかるんじゃないかしら?」

 知り合いのウサギ男を思い出す。あの2人は同じウサギでもいろいろと違いすぎる。
 そもそもウサギ耳を生やした男を「ウサギ」と認めていいのだろうか、なんて今さらな疑問がアリスの頭をよぎる。「ウサギ」と言われてペーターやエリオットを真っ先に思い浮かべた自分は、とことんこの世界に順応してしまっている。

「ペーターさん達以外のウサギさんかあ・・・・・・・・・それって、普通のウサギとか顔なしのウサギってこと?」
「普通のウサギさんで考えて」

 顔なしのウサギと言っても、早い話がウサギ耳をつけた人間だ。それは比較対象としてもやっぱり間違っている気がする。
 アリスが思い浮かべる「普通のウサギ」は、ふわふわした毛並みの愛くるしい生き物であって、決して耳だけがウサギの人間ではない。


「普通のウサギさんね・・・・・・・って言っても、俺が知ってることは少ないよ?ウサギは危険じゃないから、予備知識が少なくても大丈夫なんだ。俺が知ってるのは、ウサギは耳が弱点だから耳を掴んで持ち上げるとものすご~~く苦痛だってことと、ウサギは人間以外の哺乳類で唯一年中発情する生き物だってことと、ウサギを捕まえる時は斜面の上から追いかけるといいっていうことくらいかな」
「・・・・・・・・へえ」
「ウサギって後ろ足が長くて前足が短いから、斜面を登ったりする動きに向いているんだ。おまけに走りながら方向を自由に変えられる。だけど逆に、前かがみになる体勢で走るのは向いていないんだ。ウサギを捕まえようとして斜面に逃げ込まれた時は、必ず斜面の上の方から下に追いつめるようにしないと逃げられちゃうことが多いんだよ。まあ、俺は大体罠とかをしかけるから、ウサギさんと追いかけっこすることは滅多にないんだけど」
「・・・・・・・」
「ウサギは本来、縄張り意識がとても強い生き物でさ。狩猟用とされる野ウサギは、基本的には1匹で行動するんだよ。特定の巣を作らないで木の根元とか茂みを休み場として利用していることが多いんだ。天敵の多い森とかが生息場所だから、子ウサギは生まれてすぐに動き回ることができる。基本的な活動時間は主に夜から朝方にかけて。昼は寝てる方が多い。それくらいしか、俺の知ってることなんてないぜ?」
「・・・・・・・・あんたが動物博士だって言うことは、よ~~~~~~っくわかったわ。」


 ウサギに関しては知識が狩猟方向に偏っている気がするが、これくらい知っていれば充分すぎるだろう。しかも本を見ながらでなく、さらさらっと口にしているあたり、エースは記憶力がよっぽどいいのかもしれない。

(そういえば、神経衰弱もものすっっっごく強かったわね、こいつ)

 何時間帯か前にエースとカードで勝負したことを思い出す。神経衰弱がいいとやり始めた彼は、実に驚異的な記憶力を発揮してアリスに圧勝した。
 あの時も思ったが・・・・・・・・どうしてその記憶力が、迷子の方面で生かされないのだろうかと甚だ疑問で仕方がない。

「あ、そうだ。あともう1つあった」

 ポンと思い出したようにエースは手を叩き、アリスに笑いかけた。
 なに?と言いかけたアリスの口が、止まる。

「ウサギって、自分の匂いをつけるときに、顎をこすりつけるんだ」
「へ、へえ・・・・・・・・マーキングってやつ?」
「そう、マーキング。自分の縄張りを示そうとして、顎をこすりつけて自分の匂いをつけるんだよ」
「そ、そうなの・・・・・・・・」

 原因不明な威圧感を感じアリスは少し後ずさろうとして、自分達が今、逃げ場のない木の上にいることに気がつく。
 エースは変わらない。胡散臭いまでの爽やか笑顔はいつも通り、口調も態度も同じ。
 違うのは、エースの纏う雰囲気。
 どこがと言われれば明確には答えられない、わずかな違和感。それなのに無視できず、居心地の悪い・・・・・・・今すぐ逃げ出したいとアリスが感じるほどの迫力が、エースから感じられた。


「うん。君がペーターさんに、よくされているみたいにね」
「・・・・・・・・っ!?」


 一瞬だった。
 ほんの僅か、アリスが違和感の正体を考えようと思考をエースから離したほんの一瞬で、いつの間にか吐息がかかるほど近くに、エースの顔があった。
 突然のことに反応しきれていないアリスの視界の先で、エースが笑みを深める。見慣れたはずの笑顔が、こんなにも近くで見るとそれほど爽やかには見えないのだとアリスは気がついた。
 あとわずか顔を近づけるだけで、唇が触れ合う。
 そんな距離で見つめた顔は、どこか酷薄に見える。獲物を追いつめ、目の前のそれをどういたぶってやろうかと思案する、肉食獣のような。


「い、いつペーターが私にそんなことしたっていうのよ」
「しているよ。よく抱きついているだろう?ペーターさんはウサギさんだからね、ああやって君にマーキングしていたってわけだ」


 断言するように言われ、反論しようとした口が閉じる。会う度ごとに抱きついて好きだ愛していると繰り返す白ウサギの姿を思い浮かべ、あのストーカーならやりかねないとアリスは妙に納得した気分になった。

(どうりで抱きついてくる度に、顔をすりつけるようにしてくると思った・・・・・・・)

 ペーターの行動の一部が解明された気がする。
 解明されたところで何の役にも立たなければ、嬉しくもなんともないけれど。

「この間、城に来た時も抱きつかれていたじゃないか。もう忘れちゃった?あんなにしょっちゅうマーキングされてることだし・・・・・・君はペーターさんの匂いがするのかもな」
「冗談言わないで!ウサギはそうかもしれないけど、ペーターは別物よ!!どっちかって言うと人間じゃない。抱きつかれたくらいで匂いなんてつくわけないでしょ!」
「へえ・・・・・・・・?」

 目の前で意味ありげに歪んだ口もとに、アリスの背筋に冷たいものが走る。
 ピリピリと肌を刺す殺気に、怯えた小動物のように体を強張らせ、アリスは目の前の男をただじっと見つめることしかできなかった。
 拘束されているわけでもないのに、動くことができない。開かれたままの本を持つ手が微かに震え、じっとりと冷や汗が滲むのがわかる。


「じゃあ、別の方法でマーキングされちゃった?」


 目の前で、赤が冷ややかに笑う。
 血の色みたいだ、なんてアリスの冷静な部分が囁く。
 間近で見るエースの瞳は、血のように赤く、どこか濁り、奥底を隠す。

 こわい、と思う。

 先の見えない淵に引き込まれてしまいそうになる。
 捕らわれて、動けなくなる。

 すっと眼前から赤が消える。
 エースが顔を離したのだと理解すると同時に、喉元を這う生暖かい湿った感触にアリスは息を飲んだ。
 肩口に顔を埋め、アリスの首筋に舌を這わせながら、エースはいつもの爽やかなものとは違う、押し殺したような笑い声を零した。


「俺ってさ、仲のいい友達が自分以外と仲良くしてるのを見ると、すっっっごく寂しくなっちゃうんだよね。仲間はずれって悲しいじゃないか。拗ねちゃうぜ?」
「エース・・・・・・・?」
「俺も君にマーキングしちゃおうかな。まあ人間には自分の匂いをつける器官はないけど・・・・・・・・匂いをうつす方法なんて、他にもイロイロあるし、ね」


 含みのある言い方と共に吐き出される吐息が首筋を掠める。
 心臓の音が耳にうるさいくらいに響き渡るのは、動けなくなるほどの殺気を受ける恐怖を感じているからでも、この現状に乙女らしくトキめいているわけでもない。

 ただ単に、命の危険を感じ取ってのこと。

 どこか楽しげにアリスの首筋に唇をよせるエースからは、愛やら恋やらと言った甘い感情も憎しみなどもない。
 肉食獣が、目の前に転がる獲物を検分するかのように。
 皮膚の向こうで流れる頚動脈を、さあどう食い破ってやろうかというように。


 残忍な享楽だけが、そこにはある。


 その気になれば、彼は今すぐにアリスの喉を食い破ることができる。
 今のアリスは、いつ食い殺されるかと怯えながら待つ獲物にすぎない。そしてその反応を、目の前の赤い目の獣は楽しんでいる。



「それに、自分のものだってことを示すなら、匂い以外にも方法はある。手っ取り早く、痕を残す・・・・・・・・とかさ」



 言葉と共に、首筋に歯が立てられるのを感じた。
 ぞっとした冷たいものが再び背中を駆け巡り、ようやくアリスは思考停止状態から一歩抜け出した。
 見せ付けるようにゆっくりと歯が皮膚に食い込むのがわかる。それと共に比例する痛みの強さがアリスの頭を正常に戻す。


 そしてぷつっという皮膚が切れるような音がすると同時に。

 がちがちに固まっていたアリスの体も、動いた。


 ガツッという鈍い音。
 手元に開いたまま持っていた本をそのまま垂直にして上に思いっきり引き上げてやったアリスは、いい角度でエースの顎に入った不意打ちの手ごたえにざまあみろというような笑みを浮かべた。
 さすがのエースもこれには驚いたのか、ぱっと体を離す。木の上で逃げ場がないという状況は変わらないが、体が動くようになった分だけマシだ。アリスは自分でできる限りのとびっきり強い視線でエースを睨みつけてやった。

「いい加減にしてよねっ!私はあんたの暇つぶしに付き合う気はないわ。私は私のもので、誰のものでもないわよ。匂いをつけるだとか痕を残すだとか、わけのわからないことに巻き込まないでくれる!?」

 そう怒鳴ってやったところで、エースはポカンとした表情でアリスをまじまじと見つめたままだ。
 腹の立つことに、あの力いっぱいの不意打ちはあまり効果がなかったらしい。本の角を使って手加減なしで下から顎を直撃してやったのだから痛いはずだが、エースに痛がる様子はない。顎は少し赤くなっているが、本人は気にした様子もなくアリスを見つめている。
 苛立たしげに眉をひそめ、アリスは噛まれた部分を手で押さえる。
 ぬるりとした感触に、血が滲んでいることを知る。本気で食い破られるかと思うほど、先ほどのエースは怖かった。強張りは抜けても、未だに手の震えは収まってくれない。


「っぷ、はは・・・・・・・・はははははっ!」


 突然響き渡ったムカツクほど爽やかな笑い声に、アリスはじろりと男を睨んだ。
 目の前には、何が面白いのか腹を抱えて笑い転げる騎士。
 こうして木の上で笑い転げるエースを見るのは二度目だが、今回も彼の笑いのツボはよくわからない。

「はははっ・・・・・・・やっぱり俺、君が好きだなあ。くくっ、本当に・・・・・・・・面白いよなあ、君ってさ!!あっはは!!」
「・・・・・・・それはどうも。あなたに褒められてもちっとも嬉しくないけどね」
「そ、そう・・・・・・ふふ・・・・・・・そういうとことかさ、最高だよな・・・・・・・くくくっ・・・・・・」

 ひたすら肩を震わせて笑うエースを呆れた目で見やり、アリスは深く大きく溜息をついた。
 幸せが逃げるよ~なんてエースが笑い混じりに言ったのが聞こえたが、完全無視を決め込む。幸せなんて、この重症の迷子騎士と一緒にいる時点でとっくに逃げているなんてこっそり悪態をつきながら。
 ふと下を見やれば、もう熊の姿はなかった。一体いつの間に消えていたのだろう。これっぽっちも気がつかなかった。
 アリスはほっと息を吐いた。これでようやく下に降りることができる。今回のエースとの旅もここまで、だ。
 早く滞在先に帰って、眠ってしまおう。何もかも忘れる勢いで、眠ってしまいたい。何も考えないですむほどに、深く深く・・・・・・・・


「ねえ、アリス。君は変わらないでくれよ」


 唐突にそう声をかけられた。
 笑いのツボから抜け出したらしいエースは、いつもと変わらない笑顔だった。ついさっき楽しげにアリスの首筋に噛みつこうとしていたことなど、微塵も感じさせない笑顔。



「俺は、そのままの君が大好きだから、さ。誰のものにもならないでいてくれよ。痕なんか、残されないでね」



 言い聞かせるような、不思議な威圧のある声で告げて。
 さあ、木から降りようかとアリスに手を差し伸べる。
 騎士らしく差し出された手を冷たく払いのけ、ひとりで降りられるから心配ないわとぶっきらぼうに答える。「つれないなあ」なんていう声を耳にしながら、アリスはすでに乾きかけた首筋の傷に触れた。
 ぴりっと小さな痛み。浅い傷、すぐに消えてしまう痕。

(もう、手遅れよ)

 痕だったら、今すでに残されてしまった。
 決して消えない痕。
 心の中に浮かぶ、澱んだ赤い瞳。あの時、確かにアリスだけを映して真っ直ぐに射抜いていた赤が、脳裏に焼きついたまま。深く深く消えない傷から流れ出る、血の色に似たあの赤が。心を赤く赤く、どこまでも染め上げながら流れ、見ないふりをしようとしていた何かをも引きずり出す。


 ―――冗談じゃない。


 一緒にいればいつか殺されてしまうんじゃないかと、それほどまでに不安定な男。
 細い糸を渡るような危ういバランスで成り立つ関係しか築けないような相手だと、知っている。
 放っておけないのは何故?なんて、考えてはいけないことだった。
 友情でも愛情でもない、名付けようもない感情に答えを探してはいけなかった。



 捕らわれたい、だなんて。
 気がつきたくなかった。



 よりにもよって、こんな男に捕らわれかけているなんて。

 本当に、冗談じゃない。

 じんわりと滲む熱が、赤を滲ませる。

 消えない痕は、心に痛みと甘さを与え続けて。



 少女は男が残した痕を、静かに悦び嘆く―――





End.
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