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【  2010年09月  】 

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元カノ~ver.エース~(クローバーの国、エスアリ)

アリスシリーズ

2010.09.30 (Thu)

 「エースってモテそうよね」 ふとそんなことを口にすると、目の前の男はきょとんと目を瞬かせた。 小さいながらも赤々と燃える炎が、ぱちっと音を立てる。 街の明かりも遠くに見えるような夜の森で、テントを張ってキャンプファイヤー・・・・・・これが単なるアウトドアならいいのだが、毎度毎度迷子騎士による自称「旅」に付き合わされた結末だと思うと頭が痛くなってくる。慣れた自分が悲しい。「ふうん?アリス、俺がモテたかどう...全文を読む

三章 花菱草

手折り華(遙か3、将望前提ヒノ望)

2010.09.29 (Wed)

 「オレを代わりにしなよ」 絹糸を思わせる柔らかい髪を掌に感じつつ、まるで幼子をあやすように頭をなでる。 オレの隣で膝を抱え込んで蹲る望美は、顔を膝に押し付けるようにして俯いたまま、体を堅くしている。けれどその細い肩は小さく震え、彼女が今必死に感情を抑えようとしているのがわかった。「大丈夫。オレはここにいる。大丈夫だから、な?」 呪文のようにそう言いながら、望美の頭をなでつづける。 そうするうちに、...全文を読む

居場所(クローバーの国、グレアリ←ボリス)

アリスシリーズ

2010.09.29 (Wed)

  猫は独占欲の強い生き物だと、聞いたことがある。 普段は適度に距離をとって甘えてきて、構いすぎるとツンとそっぽを向いて逃げ出してしまうくせに、例えば主人が違うものにかまけていると邪魔をする。 ・・・・・・・・まあ確かに、元の世界で飼っていたダイナのことを思い出してみると、そう言う部分もあったような気がする。本につい夢中になってダイナを放っておいてしまった時、ダイナがよく膝の上に乗ってきたり、挙句に...全文を読む

やっかいな恋敵~仮の兄と弟~(遙か3、VSもの)

遙かシリーズ

2010.09.28 (Tue)

  厄介な人間に気に入られたもんだよな、と将臣はつくづく自分の幼馴染を不憫に思う。 高貴な身分で何事もそつなくこなせるくせに怠惰で、生死のやり取りができる瞬間にのみ楽しみを見出しているような、そんな危ないヤツ。 他の何にも興味を持たず、執着もしないと思っていた、そんな男が・・・・・・・・・まさか、一人の女に興味を持つなんて誰が予想していただろう。「よりにもよって・・・・・・・・・・だもんな」「何の、話だ?」「望美もお...全文を読む

仁義なきファー争奪戦(クローバーの国、わいわい)

アリスシリーズ

2010.09.28 (Tue)

 VSグレイ あらゆる領土の人々が一堂に介する会合中でなくとも、同じ国にいる限り、時としてありえない組み合わせが実現したりするもので・・・・・・・・「あれっ、トカゲさんじゃん。やっほー」「・・・・・・・・・・チェシャ猫か」 クローバーの街をぶらぶらと散歩していたボリスが出くわしたのは、このクローバーの国領主の懐刀(と書いて世話役、あるいはおかんとも読む)グレイ=リングマーク。 普段は滅多に接点のない...全文を読む

二章 白妙菊

手折り華(遙か3、将望前提ヒノ望)

2010.09.27 (Mon)

  オレ達と吉野の里の紅葉を見たかったと言っていた将臣と合流し、短い旅路を終えて再び別れた後。 姫君の様子が、少し変わった。 以前から、彼女には彼女にしかしか見えない何かに立ち向かっているような雰囲気はあった。けれど将臣と別れた後の望美は、さらに大きなものを相手に1人で戦っているように見える。普段どおりに振舞っているから、もしかしたら気がついているのはオレくらいかもしれない。 常に見ていなければわか...全文を読む

元カノ~ver.グレイ~(クローバーの国、グレアリ)

アリスシリーズ

2010.09.27 (Mon)

  うだうだぐじぐじと同じことを何度も考えてしまうのは、私の嫌いなところのひとつだ。 考えていたところで何も始まらないのはわかっているつもりでも、つい同じところで悩んでしまって・・・・・・・・・で、落ち込みまくって這い上がれないところまで悩みぬいてしまう。自分でも損で面倒くさいことこの上ない性格と自覚していても、直す気はほとんどない。 変わりたいとは思っていても、変わることができない・・・・・・・・なんて。(そんな...全文を読む

一章 向日葵

手折り華(遙か3、将望前提ヒノ望)

2010.09.26 (Sun)

  初めて見たのは桜舞い散る神泉苑。 曙に染まる幻想的な空のもと、ただ1人で剣を振るうその姿は天女の舞を思わせる美しさで。儚く美しい桜の雨に包まれながら、お前は真っ直ぐな瞳でそこにいた。 興味はすぐにわいた。 京を救うために現れたという白龍の神子。 この源氏と平家の争う世で、彼女の出現が中立の立場を取る熊野にどう影響するか・・・・・・。それを見極めることがオレの最終的な目標ではあったけれど、それとは別に個...全文を読む

手折り華 はじめにお読みください

手折り華(遙か3、将望前提ヒノ望)

2010.09.26 (Sun)

  「手折り華」は将望を前提にしたヒノ望小説です。 もう少し詳しく言えば、将→←望←ヒノな感じです。 将臣も望美もお互いを想ってはいますが口には出さず、ヒノエは望美の気持ちを自分に振り向かせようと画策します。 将臣の恋愛ルートで話を展開していきますが、最終的にはヒノ望で終わっていますので、絶対に将望じゃなきゃ嫌!という方は閲覧をご遠慮願います。 また、ヒノエが結構黒いです。その辺りもご注意を・・・・。...全文を読む

やっかいな恋敵~叔父と甥~(遙か3、VSもの)

遙かシリーズ

2010.09.26 (Sun)

  若き熊野別当であり、離を司る火の八葉でもあるヒノエ。 くせもの揃いの熊野水軍を一手に束ねる統率力、臨機応変に策略を立てる機知、女性ならば誰もが思わず振り返るほどに華やかな容姿、ふとした行動にどこか漂う優雅さ。 彼の甘い言葉と艶やかな微笑、そして情熱的な赤い双眸で射抜くように見据えられれば、大半の女性が思わず夢中になってしまう。 地位や財力さえも兼ね備えた、一見完璧に見える男。 しかし、彼にも苦手...全文を読む

元カノ~ver.ボリス~(クローバーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.26 (Sun)

  宿屋の入り口を掃除している最中、ふと視線を感じて振り向くと、エメラルドの瞳にぶつかった。 ずっと足元からこちらを見上げている、綺麗な毛並みの白猫。凛と背筋を伸ばした、おそらくまだ若い成猫。 ・・・・・・・・思わず見惚れてしまうほど、何だか不思議で綺麗な猫が、私を見ていた。 そっと視線を合わせるように屈みこむ。 猫は大人しく私を見ていた。手を伸ばせば触れる距離にいるのに逃げようとしないところを見ると、どこ...全文を読む

君の笑顔を願う(ジョーカーの国、ユリウス→アリス)

アリスシリーズ

2010.09.26 (Sun)

  あなたは今、どこで何をしていますか? ふとした瞬間、自分が一人だと気が付く。 例えば仕事にひと段落ついて、顔をあげた時。 例えばコーヒーを淹れる時。 例えば時計の音しか聞こえない、静寂の中にいる時。 隣に、あいつがいないことを思い出す。 ・・・・・・・くだらない感傷だと、思う。 アリスが来るまで、私は今まで、ずっと一人でいたというのに。元の生活に戻った、それだけのこと。 あいつは、アリスは・・・...全文を読む

ヤキモチ~ver.ヒノエ~(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.25 (Sat)

  麗しい華に虫が引き寄せられるのは、世の常だ。 その芳しい香りや美しさ、内に秘めた甘い蜜・・・・・・・虫にとっては何より魅力的だ。惹かれないわけがない。 そんなわけだから、まあ、オレの唯一にして至極の華に近づく虫が多いのも、仕方ないと言えばそうかもしれない。 そうかもしれない、けどね・・・・・・・・・・「いい加減、こんだけ恋敵が多いとムカついてくるね」 思わず独り言が零れる。 視線の先には、オレの大切な華とそれに...全文を読む

イメージカラー~Marine Blue~(遙か3、将望)

遙かシリーズ

2010.09.25 (Sat)

  夏生まれだからとか、スキンダイビングが趣味だからとか、いろいろあるけれど。 将臣は海がとにかく似会う。 雲ひとつないほど晴れ上がった空も、容赦なく照らし出す真夏の太陽も、熱く白い砂浜も。 全てが彼を象徴しているようにさえ思えるくらい。望美は昔より幾分かがっしりしたその背を見つめ、なんとなしにそんなことを考えた。「・・・・・・・・マリンブルー」「は?」 不意に呟いた言葉に、数歩前にいた将臣が怪訝そうに振り...全文を読む

少女は檻の中で幸せな夢を見る(ジョーカーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.25 (Sat)

  あれは夢、きっと夢だ。 この世界はいつだってあやふやで、どこが現実でどこが夢なのかさえ曖昧だから。夢だと思うことを許してくれる、優しい世界だから。 そうやって、また目隠ししてもらうの? どこかで聞こえた遠い声に耳をふさいで。 ただただ、この世界に微睡んでいく。 でもたまに、心がどうしようもなく痛くなる。 見なくちゃいけない、知らなくちゃいけない、行かなくちゃいけない。 私を惑わせる声は、私の中か...全文を読む

世界中の幸せを貴方に(クローバーの国、ペタアリ)

アリスシリーズ

2010.09.25 (Sat)

  前々から突拍子もないことをするやつだとは思ったけれど、とアリスは目を瞬かせる。 目の前には長い耳をしゅんと垂らし、落ち込んだ様子の白ウサギ。・・・・・・・・と言っても、外見は相当な美形の色白な青年なのだが。 そしてその手には、やや萎びた感じの四つ葉のクローバー。「・・・・・・・最近妙につきまとってこないし、人の顔見ては逃げだすし・・・・・・どうにも気になって後をつけてみたら・・・・・・・」 押し...全文を読む

イメージカラー~Red~(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.24 (Fri)

 「赤って警戒色なんだよね、そう言えば」「危険?赤が?」 独り言のつもりで呟いた言葉が、拾われる。どうやら隣にいたヒノエにしっかり聞こえていたらしい。 夕焼けに照らされ、いつもより紅みを増したような瞳が、不思議そうに望美を覗き込んだ。「そう。警戒心を刺激する色なんだって」「ふうん・・・・・・・・・オレは危険かい?」 にんまりと、何もかも理解したような笑みを浮かべたヒノエに腹が立つ。一を聞いて十を知る天才タイ...全文を読む

隣に望む人は(クローバーの国、グレアリ)

アリスシリーズ

2010.09.24 (Fri)

  ユリウスに、会いたいなあ。 ほとんど無意識のうちに呟いてしまっていたらしい。とっさに自分の言ったことが、自分でも理解できなかった。 我ながらあまりにも情けなく子供っぽく響いた言葉に呆然とし、続いて慌てて隣に立つ人を仰ぎ見た。 彼は――グレイは、驚いたように目を丸くしていた。 何かを言おうとして、でも言葉が出ない。もどかしいほどに思いつかない。 私がまごまごしている間に、グレイはふっと表情を和らげて...全文を読む

道化師は狂気なる夢にて嗤う(ワンドEnd後妄想、アルル、死にネタ)

ワンドオブフォーチュン

2010.09.23 (Thu)

  彼女の死が、俺の死。 俺の死が、彼女の死。 互いに刻まれた印は、俺を繋げる首輪であり、彼女を縛る鎖でもある。 それは永遠の誓いであり、約束だった。 ・・・・・・ああ、じゃあコレは俺のミスだね。 「永遠」なんてありえないと知ってたのに、一瞬信じた俺が悪い。「・・・・・・あいっかわらず、予想外のことしてくれるな、お前」 乾いた笑いがこみ上げる。 思い通りにならない突発的な彼女の言動は、いつだって俺を楽しませてく...全文を読む

Sweet Valentine~ver.M~(遙か3迷宮エンド後、将望)

遙かシリーズ

2010.09.23 (Thu)

  大切な人から「特別」をもらいたいって思うのは、当然だろ?  今は2月上旬。行事ごとには疎いし興味も薄い俺でさえ、街を歩いていてもテレビを見ていてもとにかく目に入ってくる『バレンタイン』の文字に、もうそんな時期かと納得する。 チョコが欲しいと嘆いている奴には悪いが、俺は正直そんなにバレンタインを楽しみにしていない。てか、むしろ面倒だ。 できるだけ断っているが、どうしてもと押し切られたり、いつの間に...全文を読む

花占い(クローバーの国、ピアス→アリス)

アリスシリーズ

2010.09.23 (Thu)

  一枚、また一枚と白い花弁が地面へと落ちていく。「すき、きらい、すき・・・・・・・んと、あれれ次って何だっけ、えとえと・・・・・・・もう一回、すき?」 ひたすら呟きながら、ピアスは真剣な顔で一本の花から花弁をむしっていた。 アリスから教わった、花占い。以前森の花畑で、彼女が一人こっそりやっているのを見かけた。 何やってるの?と声をかけたら、アリスはひどく驚いた顔をして、その後何故か顔を真っ赤にして...全文を読む

人の気も、しらないで(クローバーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.23 (Thu)

  ケンカ、した。 最悪だ。自己嫌悪に吐き気がする。ボリスは何も悪くなかった。ただ勝手に、私が、イライラして・・・・・・ああ、最悪すぎる。やつあたりだなんて。(怒ってる、わよね・・・・・・・) そんなの当たり前だ。心配してくれたボリスに対して冷たい言葉を投げつけた挙句、半ば強引に部屋から追い出してしまった。 理由はよくわからない。漠然とした不安に押しつぶされそうだった。たまに、こんな気持ちに襲われる...全文を読む

Sweet Valentine~ver.H~(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.22 (Wed)

 「姫君の世界は、大胆な行事が多いねえ」 オレが唐突にそんなことを言い出したのが意外だったのか、望美がコーヒーカップに口をつけたまま不思議そうな顔で首を傾げる。 そんな愛らしい姿に顔がだらしなくにやけてしまいそうになるのを堪え、オレは何気なく目を通していた雑誌のあるページを彼女に向けてやった。「ああ、バレンタイン」 『彼に想いを伝えよう!必勝バレンタイン特集!』なんてデカデカと書かれた見出しに、望美...全文を読む

四月馬鹿 と ピエロ(エスアリ→ジョーカー風)

アリスシリーズ

2010.09.22 (Wed)

 四月馬鹿 彼は笑う。少し歪な笑顔。仮面に貼りつけたみたいな、読めない笑顔。 この世界の住人は、みんなどこかしら似ているという。 だから、だろうか。 そうやって笑うジョーカーは、「彼」に似ていると思うのは。「誰を思っているの?」「あなたのこと、よ」「へえ、そうなんだ」『けっ、みえみえの嘘つくんじゃねえよ。明らかに違うやつのこと考えてました~って顔してんだろうが』「う~ん、そうだね。俺もそう思ったかな...全文を読む

一年の始まり(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.21 (Tue)

  家族全員がそろった家のリビングで、何をするでもなくテレビを眺めながら年越しそばを食べる。 温かい部屋で他愛のないおしゃべりをして、お母さんと一緒になってカウントダウンして「明けましておめでとう!!」なんてお互いに言い合う。 その後で二階の自室に戻って、お隣の家に面した窓から顔を出す。 同じく二階の窓から将臣くんと譲くんが顔を出す。明けましておめでとう、あとで初詣に行こうよ、将臣くんはいつもめんど...全文を読む

canker sore(ハートの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.21 (Tue)

 「ダメ」 近づいてきた唇に右手を当てて拒むと、金色の瞳が拗ねたような色合いを宿す。 明らかに不満だというのを表情だけでなく、尻尾でも見事に表現している恋人に少し罪悪感が痛むが、こちらも譲るわけにはいかない。「なんで?」 唇を押し留める右手を離さないまま、彼が問いかける。その声が押し当てた手の中に吸い込まれ、耳に響く声はもごもごと篭って聞こえる。けれどそれより強く私が意識を奪われたのは、自身の掌だっ...全文を読む

風邪っぴき~ver.ヒノエ~(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.20 (Mon)

  背中と腰に回された腕、肌蹴た胸元からのぞく白い肌、密着した部分から伝わる少し熱い体温、お陽様みたいな彼の匂い、少し視線を上げると自分を見下ろす優しい瞳と整った顔。 その全てがすぐ傍にあって、心臓が爆発すると思うくらい早鐘を打つ。 ヒノエの抱き枕のようにしっかりと腕の中に閉じ込められて添い寝する望美は、恥ずかしさの余り顔を真っ赤にしたまま固まっていた。「そんなに緊張しなくていいよ。今日は誓って何も...全文を読む

風邪っぴき~ver.将臣~(遙か3平泉ルート、将望)

遙かシリーズ

2010.09.20 (Mon)

  とにかく珍しいこともあるものだなあと、望美はしみじみ思いながら目の前でだるそうにしている人物を見つめる。「将臣くんが風邪なんて・・・・・・・・・だから今日は雨なんだね」「・・・・・・・・のぞみ・・・・・お前、密かに楽しんでないか?」「だって初めてじゃない?将臣くんがこんなにひどい風邪ひくの」 恨めしそうに望美を睨む目には、将臣特有の生き生きとした光がない。少しボウッとしたような力のない目、それに熱のために赤くなった頬...全文を読む

子供予想~ver.グレイ~(クローバーの国、グレアリ)

アリスシリーズ

2010.09.20 (Mon)

  父親は大概、娘に弱い・・・・・・・なんて言う。 それならば。「グレイって、自分の娘にものすっごく甘い父親になりそうよね」 爽やかに晴れた空がまぶしい、昼の時間帯。偶然の休憩が重なったアリスとナイトメアは、たまには外食がしたいんだと主張するナイトメアに押される形で、塔周辺のカフェで軽い昼食をとっていた。 珍しく具合のいいナイトメアと平和に食事が進む中、なんの気なしにアリスが口にした言葉だったのだが...全文を読む

子供予想~ver.ボリス~(クローバーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.20 (Mon)

 「ところでお嬢さん、子供はいつ頃できる予定なのかな?」「っ!?げほっ・・・・・・・!!」 唐突な問いかけに、思わず紅茶を吹き出しかけた。 上品な芳香を放つアールグレイをこぼさないようにソーサーへと置き、アリスは目の前でにやにやと笑う帽子の男を睨みつけてやった。お茶会のルールには厳しい男は、アリスが紅茶を吹き出しかけても咎めることなく、むしろ楽しそうな笑みを口元に浮かべている。 呼吸を整えて文句を言...全文を読む

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プロフィール

キッカ

Author:キッカ
乙女ゲーム大好きなヲタ
亀並の遅筆だが、書くのは好き。語るのも好き。

もっぱらハマっているのはQuinRose作品だけれども、興味がころころと変わる人。
二次創作もたまにやっていたり。

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