更新履歴

さわりを読む▼をクリックすると更新された内容の冒頭部分がご覧になれますので、久しぶりのご訪問の方はこちらで未読・既読のご確認ができます

日付別の更新チェックはカレンダーの日付をクリック ▼

【  2010年09月  】 

スポンサーサイト

スポンサー広告

--.--.-- (--)

 全文を読む

デートの終わり(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.19 (Sun)

 「え!?今日ヒノエくん、宿に帰らないの!?」 思わず素っ頓狂な声をあげて傍らを歩くヒノエを見上げる。 もうすぐ夏も終わろうかという時期の熊野。 熊野別当=ヒノエだという事実を望美が知り、熊野水軍の中立とヒノエ個人による源氏への協力が約束された数日後のこと。 熊野を出る旅支度にそれぞれが終われる中、望美はヒノエと買出しに出かけた。本当は数人もついてくる予定だったのだが、ヒノエがうまいこと言いくるめて...全文を読む

デート中♪in現代(遙か3恋愛エンド後、知望)

遙かシリーズ

2010.09.19 (Sun)

  確かに、彼氏と一緒のショッピングデートっていうものには憧れてた。 友達なんかと買い物に来た時は、カップルが楽しそうにウインドウを眺めたり服や小物を手にとって、「これなんか似あうよ」なんて会話を交わしたりしているのを見て、ああいう風なのっていいなあと思ったこともあった。 でもまあ、私が現代へ一緒に連れ帰った恋人は、お世辞にもそういうマメな性格はしていないし。 極度の面倒くさがりで、デートへ連れ出す...全文を読む

愛の歌(ハートの国、ペーター→アリス)

アリスシリーズ

2010.09.19 (Sun)

  僕を見てくれたあなたを、気がつけばこんなに好きになっていた。 好き、なんて言葉じゃたりない。 愛してる、愛してるんです。 あなたはつまらない僕と僕の世界に色を与えてくれた人。 僕を見て、僕を愛おしく思って、僕を追いかけて。 初めはふとした好奇心。何かを悔いるように、けれどどこか愛しそうに僕を顧みるヒト。しかもまだ幼さの残る少女。 だから、見ていました。その物憂げな横顔を。 そうしているうちに、僕...全文を読む

Chocolate Kiss(クローバーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.19 (Sun)

  たっぷりとした茶色の液体が入った鍋をアリスはじっと見つめる。 むせ返る様な甘い匂いと湯気が漂って、緑の森をゆったりと覆っていくような、そんな錯覚に陥る。それほどまでに、目の前のチョコレートフォンデュからは甘ったるい香りが漂っている。「どうしよう・・・・・・・・」 少しばかり絶望した口調で、アリスは小さく呟いた。 たまたま、店の発注ミスとかでおすそ分けしてもらったチョコレート。一人で食べるには少し...全文を読む

デート中♪in京(遙か3恋愛エンド後、景望)

遙かシリーズ

2010.09.18 (Sat)

  天気がよくて、温かくて、気分もいい時。 あの人の好きな洗濯をして。 あの人と縁側でお茶を飲んで。 あの人と2人きりでノンビリするのもいいけれど。 やっぱり、あの人と散歩に出かけたいなって思ったんだ。「景時さん、見て!あれ、すごくおいしそうですよ」「さっきからいい匂いがしてると思ってたけど、あれだったんだね。あ~何かお腹すいてきちゃったよ」「じゃあ、一緒に食べませんか?私もお腹すいちゃって」「いい...全文を読む

デートの始まり(遙か3、将望)

遙かシリーズ

2010.09.18 (Sat)

  審判を下されるのを待つ罪人とは、こんな気分だろうか。 ・・・・・・・別に悪いことをしたわけではないけれど、望美はそんなことを思いつつチラリと上目遣いで幼馴染を見上げる。 期待と不安がないまぜになって、ドキドキが止まらない。 さっきから何も言わないで自分を見てくる将臣に、何故だか顔が赤くなってくる。 胸元にフリルをあしらった可愛いピンクのワンピースに、薄手の白いカーディガンを羽織って。ちょっとヒールが高...全文を読む

Make a Mark(クローバーの国・非滞在、エスアリ)

アリスシリーズ

2010.09.18 (Sat)

  うんざりするほど爽やかな空と笑顔の男。 下からは怒りに満ちた獣のうなり声。 アリスにとって、友人・・・・・・・・と呼べるかさえも微妙なこの男と過ごす時間は、今回もお決まりのパターンで構成されている。 会いに行ったら彼曰く「旅」へと引きずり出され、森の中をさ迷った挙句に熊と遭遇。追いかけられ、木に登り、熊が諦めて消えるまで木の上で時間を過ごす。 アリスは本を読み、エースは昼寝か熊をからかうか思い出したよう...全文を読む

やっかいな恋敵~大人と子供~(クローバーの国、VS)

アリスシリーズ

2010.09.18 (Sat)

  誰にだって、苦手分野は存在する。 ・・・・・・・・・・彼の場合、苦手とは少し違うのだけれど。(どうもこう・・・・・・・・・・断りきれないというか、ついつい思い通りにさせてしまうというか) 溜息を一つ零し、グレイは赤と青の色違いの服に身を包んだ背丈も見た目も何もかもがそっくりな2人の少年を見つめた。 無邪気に笑う少年の笑顔に反し、その手には切れ味がよさそうな斧。身に纏った血臭は、しょっちゅうケンカを吹っかけてくる爽や...全文を読む

やっかいな恋敵~猫と騎士~(クローバーの国、VS)

アリスシリーズ

2010.09.17 (Fri)

  撃ちあわなければ進まない。 それが、ルール。 ・・・・・・・・・・ルール、だけれども。「今回はすっっっっっげえ嫌な予感がしてたんだよね・・・・・・・・・」「あっはは、そうなの?動物の直感ってやつかな。さすが猫くんだね~」 にこにこにこと実に爽やかな笑みを浮かべている、目に痛い赤コートを着た男。どこまでも爽やかすぎて、逆にうさんくさいうえに、消せない血の匂いを常に纏わりつかせた危険な騎士。 ボリスにとって、できる限...全文を読む

夏色騒動(遙か3、裏熊野)

遙かシリーズ

2010.09.17 (Fri)

  人のことを言えた義理じゃないが、思えばあいつの、ある人物に対する執着も並々ならないものがあった。 絶対口には出そうとしなかったが、ちょっとした態度とか視線にはちらほらとそういう執着が表れていて。 ああ、本気で好きなんだなって、すぐにわかる。 逆に、こいつはそういう初々しさは欠片もない。 執着を隠しもしないし、どう取ればいいか困惑する意味の言葉を平然と投げかけるし、一歩間違えばセクハラで訴えられる...全文を読む

アリスさん家の猫~甘えさせてvの巻~(クローバーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.16 (Thu)

 「それでね、ダイナったら可愛いのよ?甘えたい時に私が構ってあげると、ころんとお腹をみせてくれるの。なでてあげると喉を鳴らせて擦り寄ってきて・・・・・・・」 気兼ねなく存分にダイナの話ができるのは久しぶりだ。ここにはダイナの名前を出しただけで拗ねる相手はいない。 ここは帽子屋屋敷の庭で、私の前にいるのは少し呆れ気味の顔をして話を聞いてくれる双子の門番達。 私は今、ディーとダムに会いに帽子屋屋敷へ遊びにきて...全文を読む

運命の糸の、その先に(遙か3十六夜ED直前、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.16 (Thu)

  どうか信じて待っていて。 運命の糸の、その先に「頭領、烏からの報告が・・・・・・・・・」「鎌倉方の動きですが・・・・・・・・・」 毎日毎日めまぐるしく過ぎる日々。 源平の戦が終わりを迎えたことで力の均衡が崩れた今、新たに起こるかもしれない戦に熊野を巻き込ませないためにも的確な舵取りが必要になる。そのための対策、戦後処理、そして八葉として行動していた間のツケ。 熊野へと戻ってきたヒノエを待っていたのは、そういった大...全文を読む

アリスさん家の猫(クローバーの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.15 (Wed)

  少し重苦しい圧迫感で目が覚める。 胸元にある重みに手を伸ばせば、ふわふわとした柔らかい毛並み。感触を楽しむように指を這わせて撫でると、機嫌よさそうなゴロゴロという音が返ってくる。 起きぬけでぼんやりした頭のまま、胸元近くの温もりをぎゅっと抱きしめた。 あたたかい・・・・・・・・・・また眠ってしまいそうになる。日向のような柔らかい匂い。 瞼が重くて開かない。起きるのが面倒になるくらいに気持ちいい。でもそろそ...全文を読む

合コン行くなら、妬きますか?(遙か3十六夜ED後、将望)

遙かシリーズ

2010.09.15 (Wed)

 ※将臣十六夜エンドの数年後設定。二人とも大学生になってます。「合コン!?お前が!?」「なによ~、そのいかにもウソだろ!?みたいな反応・・・・・・」 本気で驚いたらしい幼馴染の顔を軽く睨みながら、望美は湯気を立てる紅茶を一口飲んだ。 面倒だ何だと言いながらも、ちゃんと望美の好みにあわせた飲み物を出してくれるところは、さすが長年幼馴染をやっているだけあるといったところか。「いや・・・・・・ちょっと意外でな。お前が...全文を読む

君の笑顔が見たいからver.ヒノエ(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.14 (Tue)

  隣を歩く姫君に「大丈夫かい?」と尋ねれば、すぐさま明るい返事が返ってくる。 結構連れまわしているにも関わらず、楽しそうに笑ってくれる気丈な姫君は、さすが自ら剣を振るって怨霊と戦っているだけあって、普通の姫君とは随分違う。 「ヒノエくんこそ、疲れてない?」なんて逆に聞かれて、思わず笑ってしまった。 まさか女の子に気遣われるなんて思ってもみなかったよ。「ああ。望美と一緒にいて、疲れるなんてありえない...全文を読む

君の笑顔が見たいからver.将臣(遙か3、将望)

遙かシリーズ

2010.09.14 (Tue)

  できたての温かい団子を至福の表情で頬張る望美を横目で見る。 市の喧騒から少し離れた茶屋の長椅子に2人で並んで腰かけ、俺たちはしばらくの休憩に浸っていた。 皿の上に乗せられたいくつかの小さな白い団子を次々と口に運ぶ様子が、まるで小動物みたいで。そう思ったら愛しさと面白さが込み上げてきて、ついつい口元に笑みが浮かんだ。「?何、将臣くん」 目ざとくもそれを見つけた望美は、怪訝そうに顔をしかめて俺を覗き...全文を読む

森のねこさんねずみさん(クローバーの国、ボリスVSピアス)

アリスシリーズ

2010.09.13 (Mon)

  無防備だと思う。というか危機感がない。 危ないとか思わないんだろうか。ここは森とは言え、いつ銃弾やらなんやらが襲ってくる場所ともわからないのに。 銃も持っていないアリスが、どうしてこんなところで転寝してるんだ。 森の木に寄りかかって、静かな寝息をたてるアリスをボリスは覗き込んだ。 こんなに近づいても起きないのは、アリスにとっての自分が信頼されていると喜ぶべきか意識されていないと嘆くべきか。「アリ...全文を読む

アイジョウ表現デンタツ方法(ハートの国、エスアリ)

アリスシリーズ

2010.09.13 (Mon)

  いつもはしっかりと着込んだ黒い服を僅かに乱し、肌蹴させた胸元から見える、それなりに日焼けした肌。 がっしりとした胸板に体を押し付けるように抱きしめられ、少しでも顔を動かせば唇が触れてしまいそうなほど近くで彼の肌蹴た場所と対面させられている私は、下手に動くこともできないまま大分長いこと硬直している。 腰に回されたエースの腕は力をいれているようには見えないのに、私が逃げることを決して許さない。下手に...全文を読む

ヤキモチver.エリオット(ハートの国、エリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.12 (Sun)

  会ったこともねえけど、大嫌いだ。 アリスは会ったら好きになる、なんて言ってたけど、俺には確信がある。 俺はアリスの姉さんとやらが、大嫌いだ。  話にしか出てこない人物。余所者の世界にいるらしいから、会うことはないだろうが・・・・・・・・・もし会ったら、いっそのこと殺しちまいたいくらいだと思ってる。「それでね、そんな時にいつも姉さんが・・・・・・・・・」 ほら、また。 アリスは家族・・・・・・・特に姉さんの話をする時、いつ...全文を読む

ヤキモチver.ボリス(ハートの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.12 (Sun)

  俺は今、ものすっっっっっごくつまんない気分だ。 何でって? そんなの、アリスが俺にかまってくれないからに決まってんじゃん。 だーってさ。 時間帯は昼で、ここはアリスの部屋で、俺がアリスの隣にいるのに。アリスはさっきから本ばっか読んでて、全然俺のこと見てくれない。 俺はアリスとお昼寝したり、もっといろいろ楽しいことしたりしたいと思ってるのに。 ・・・・・・・・・・ちぇ~。なんだよ、俺ばっか。 俺はアリスと一...全文を読む

エスケープのその後(ハートの国、ゴーランド×アリス)

アリスシリーズ

2010.09.12 (Sun)

  とっさに動いた腕をどうしたらいいかわからない。 頭がぐるぐる、する。わけがわからなくなって、軽くパニック状態になる。 驚きとショックが綯い交ぜになったような顔を見た瞬間、許容量を越えた頭がパンクしたみたいになって、心臓がひどく痛くなって。 気付けば弾かれたみたいに、走り出していた。「で?なに、どーしたの。いい加減、何か言ってくれないとわかんないんだけど」 ボリスのふさふさしたピンクの尻尾が、慰め...全文を読む

大人×子供(クローバーの国、グレアリ)

アリスシリーズ

2010.09.11 (Sat)

 「・・・・・・ナイトメアが言ってたでしょう?私、あなたとデートしに行こうと思っていたのよ」 珍しく乙女な思考でね、とナイトメアに言われたことをぶっきらぼうに付け加えれば、優しく笑いかけられた。 拗ねた子供を微笑ましく見守るような表情。グレイといると、私は本当に子供になってしまう。 彼は大人で、私は子供。 時々、だけれど。 子供な私にグレイが愛想をつかすんじゃないかと・・・・・・・不安になることだってある。別れ...全文を読む

Sweet Sweets For Only U(クローバーの国、グレアリ)

アリスシリーズ

2010.09.11 (Sat)

  クローバーの塔では、時折甘い匂いが漂うようになった。 焼き立てのおいしそうな、お菓子の匂い。 ほんのりオレンジ色の物体が発する、お菓子の匂い。 Sweet Sweets For Only UAlice Side オーブンから取り出した物体を、火傷しないように注意しながら皿の上に並べていく。 焼き立てほかほかのパンは、最近挑戦しているニンジンパン。可愛い可愛いウサギさんの餌付け・・・・・・・・もとい、エリオットへの差し入れとして作っている...全文を読む

イメージカラーver.オレンジ(ハートの国、エリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.11 (Sat)

  エリオットと言えばにんじん。 そんな方程式が出てくるくらいだから、エリオット=オレンジという方程式が出てくるのも、多分それほど不思議じゃない。 実際、エリオットはオレンジが似合うとアリスは思っている。彼が身につけている服は暗い色合いだけど、あの気を許した人限定の人懐っこい気のいいお兄さん的性格は、どう考えても暖系色だ。にんじん狂なところは言うまでもなく、オレンジ味がかった綺麗な金髪は夕方の光に当...全文を読む

イメージカラーver.ピンク(ハートの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.11 (Sat)

  当たり前になったものがある。 ふとした時に擦り寄ってくる体温、何気なく腕に巻きついてくる尻尾、ゴロゴロと甘えた音。 そして。(・・・・・・・・慣れって本当に怖いわ) 視線を横に向けた途端飛び込んでくるピンクに、アリスはしみじみと溜息をつく。 優しさや淡さを感じさせるようなピンクではなく、目が痛くなるようなドぎついピンク。 こんな派手な色をした猫(一応人間の姿はしているけれど)に慣れるなんて、予想外もいい...全文を読む

HAPPY CAT(ハートの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.11 (Sat)

  ふわふわと。 視界の端でちらちら揺れるピンク。 ゆらゆら揺れる長い尻尾を見ていたら、ふと思い出したことがある。 Happy CAT 「むぎゃっ!!!!!!」 悲痛な声にハッと気がつけば、私の手の中にはいつのまにか視界の端を気持ちよさそうに揺れていたピンクのふわふわ。 どうやら無意識のうちに引っつかんでしまったらしいことに気がついて慌てて解放すると、不意打ちによっぽど驚いたのか、ボリスが少し警戒したように私...全文を読む

複雑単純な その答え(ハートの国、エリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.11 (Sat)

 「つまんねえ」 その理由がわからない。複雑単純な その答え「つまんねえつまんねえつまんねえ・・・・・・・・・・」 オレンジ色のふかふかと寝心地のいいベッドに長身の体を横たえ、エリオットは天井を睨む。 断続的な短い休みが取れる度、この部屋でぐっすり眠ることが最近の彼のお気に入りだ。 エリオットは疲れていた。 少なくとも、短期間の休みだけでは完全回復できない程度に疲れが溜まっていた。 けれど、アリスと遠出できる...全文を読む

かくれんぼ(遙か3、将望)

遙かシリーズ

2010.09.09 (Thu)

  足音が近づいてくるのを感じ、望美は息を飲む。 確実に望美のいる方向へと向かっている気配に、心臓がドキドキと早鐘を打ち、両足を抱え込んだ手に少し冷や汗が浮かぶ。息を殺して茂みの中にそのまま身を隠していると、足音が彼女のすぐ背後の方でピタリと止まった。 見つかりませんように。 望美はひたすら心の中でそう願いつつ、すぐ近くまで迫る気配が立ち去ってくれることを祈った。 その願いが通じたのか。 再び足音が...全文を読む

震える唇で紡ぎだした音は無情にも届かなかった(ハートの国、ボリアリ)

アリスシリーズ

2010.09.09 (Thu)

  同じ気持ちを抱えているはずなのに、どうして伝わらないんだろう。 「どうして・・・・・この国の住人は・・・・・・そこら中で銃撃戦開始するのかしら・・・・・・!!」 全速力で走ったおかげですっかりきれてしまった息を整える。途切れ途切れのグチがつい零れるけれど、文句の1つも言いたくなるという話だ。 私は周囲を木で囲まれた別れ道の真ん中で立ち尽くした。銃声音がまだ耳に痛い。 うかつだった。休戦区域の時計塔広場だからと思っ...全文を読む

恋の謎かけ(遙か3、ヒノ望)

遙かシリーズ

2010.09.08 (Wed)

  それは愛しい妻からの挑戦状。『ヒノエくんへ  I love you』 薄桃色の紙に、たどたどしい字で書かれた謎の羅列に、熊野別当は不思議そうに首を傾げた。 恋の謎かけ「・・・・・・一応聞いとくけど、書き損じってわけじゃないね?」「違うよ!そ、そりゃあ・・・・・・まだやっぱり下手ではあるけど・・・・・・・」 目の前にちょこんと座る奥方は、自分の字の下手さに自覚しているのか、申し訳なさそうにヒノエの持つ和紙を見やる。「いや、望美...全文を読む

前月     2010年09月   ««    翌月

Menu

プロフィール

キッカ

Author:キッカ
乙女ゲーム大好きなヲタ
亀並の遅筆だが、書くのは好き。語るのも好き。

もっぱらハマっているのはQuinRose作品だけれども、興味がころころと変わる人。
二次創作もたまにやっていたり。

最新記事

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。